吉祥寺の井の頭通り沿いに在る帆布と鞣し革の手作りバッグショップグーワタナベのモノ作り教室に参加して自転車のサドルバッグを作った。

型抜きされた各パーツが用意され、本体へのベルト類はミシンで縫い付けてあった。

続いて、サドルなどへ繋ぐベルトをカシメで固定する。
縫い代部分に仮止め用のゴム糊を塗ってから、横革を本体に合せる。ハンマーで軽く叩くとピシッと接着したので横革に開けてある穴に合わせてトントンとハトメ抜きを打って本体に穴を開ける。


続いて縫いつけ。縫い付ける長さの凡そ2.5倍ほどの蝋引き糸(ポリエステル)の両端を太い縫い針に通し、開けたばかりの穴にジグザグと通す。一穴ごとにギュッと引っ張るのが大事。これで穴の中で交差した蝋引き糸同士が絡まって緩まなくなるんだそうだ。
穴あけより時間の掛かる縫い付け作業は更に単調だったが、 話の幅を旧車(自転車)、車(ロードスター、RX8と乗り継いだマツダファン)、更には台湾ネタ(台湾からのオーダーも舞い込むらしい)へと拡げて持ち堪え、なんとか完了。
最後のしまつは結ぶんですか?と尋ねたら、「シッカリ引っ張りながら縫い付けてあれば最後を二穴分ほど二重に通して木工用ボンドで穴ごと固めれば解れない」との指導とおり、白い木工用ボンドを目打ちで穴へ流し込み、固まるのを待つ間、展示されてるフロントバッグやカメラバッグの数々を眺め触り、ハンドルへの装着方法など判らん事を聞き倒す。




ここまで2時間半ほど。最後に出来上がったバッグを持って、全くの初心者なワシに朗らかな笑顔で優しく指導して下さったグーワタナベ氏とスナップを撮って辞去した。
ちょっと形の変わったワシの自転車のハンドルにもリクセンカウルのアタッチメントでサクッと付けられそう。今度、今日作ったサドルバッグを付けた自転車で行って、ハンドルに合うフロントバッグを作ってもらおう。
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